国吉康雄と清水登之 ふたつの道

６月１１日（月）

今日の宇都宮は

台風５号の影響で雨が降っていて午後には止みましたが

風が強かったですね


さて、栃木県立美術館では

「国吉康雄と清水登之　ふたつの道」展が開催されています

ポスター左が国吉康雄「バンダナをつけた女」

右が清水登之「主婦と下男」です。

「主婦と下男」には黒猫さんが描かれています

ちなみに今回展示されている「パリ夜街」という作品にも

黒猫さんが描かれていますよ。


岡山県岡山市出身の国吉康雄と

栃木県下都賀郡国府村大字大塚（現在の栃木市大塚町）出身の清水登之は、

若くしてアメリカに渡って働きながら美術を学びました。

アート・スチューデンツ・リーグで学んでいた

１９１７年にニューヨークで出会ったそうです。


日米開戦後、国吉康雄はアメリカに残って日本の軍事主義に対抗する活動を行い

清水登之は帰国し戦争を主題とする作品に取組み

中国や東南アジアの戦場に従事したそうです。

戦争によって異なる道を歩んだ2人の生涯と作品が紹介されています


国吉康雄と清水登之の作品の他に

ニューヨークで活動した日本人画家　石垣栄太郎（国吉、清水の友人）、

古田土雅堂（茂木出身の画家）、清水清（清水登之の弟）、

彼らの師であるジョン・スローン、ジョージ・ベローズなどの

作品も展示してありましたよ。


「国吉康雄と清水登之　ふたつの道」は

６月１７日（日）までの開催です。

６月１５日（金）は県民の日なので入場無料ですよ



６月１１日　猫さんにはお会いできませんでした


パリ猫街



~今日のサニーちゃん~


寒いニャーと膝の上によじ登りました