下野の鎌倉街道 ー道を行き交う人と物ー 栃木県立博物館

６月８日（土）

今日の宇都宮は

雲が出ていたものの午前中と夕方には少し晴れ間があり

お昼頃にはサーっと雨が降りました


さて、今日は栃木県立博物館に行ってきましたよ

今日は小さなお子さんたちがたくさん来ていました。


６月１５日の栃木県民の日に関連して

栃木県立博物館では、今日、明日と６月１５日は

観覧料が無料になっています。

栃木県民の日記念イベントや施設の一部無料開放については

栃木県のHP　でご確認くださいね。


現在、栃木県立博物館では、人文系企画展として

第１２３回企画展「下野の鎌倉街道　―道を行き交う人と物ー」

が開催されていますよ

今回の企画展では、源頼朝像からスタートです。

次に『吾妻鏡』の展示があります。


文治５年７月１９日　源頼朝は奥州の藤原泰衡を討つため

平泉へ大軍を派遣し、鎌倉勢は３手に分かれて鎌倉を出発、

頼朝軍本隊は「中路（奥大道）」を北上し

同２５日には下野の古多橋駅に到着　　

といった記載が『吾妻鏡』にあります。


古多橋（こたはし）といえば、

現在の宇都宮市下河原付近といわれていますね。

　常念寺や下河原児童公園の近くです。


『吾妻鏡』に出てくる「中路（奥大道）」は

今回の企画展のメインテーマ　鎌倉街道のことだそうですよ。


鎌倉街道とは、鎌倉へ通ずる古道の総称であって

特定の路線を示すものではないんですって。

『吾妻鏡』『太平記』『梅松論』などでは

「中路　なかつみち」「上路　かみつみち」「下路　しもつみち」

などの記述があり「鎌倉街道」の名称はないんだとか。

江戸時代になって書かれた資料の中に

「鎌倉街道」「鎌倉海道」などが出てくるそうです。


今回の企画展では、鎌倉へ続く道に関して描かれた

絵図や古文書などの歴史資料や

陶磁器、木製品といった発掘遺物など約５００点が展示してあり

栃木県指定文化財や重要文化財、重要美術品などの

貴重な展示物もみることができます。


鎌倉時代（１３世紀）円覚寺門前遺跡出土の

操り人形頭部山猫　（鎌倉市教育委員会所蔵）も

展示されていますよ


自然系テーマ展では、「もみじとカエデ」が開催されています

栃木県内で撮影されたカエデの写真や標本が展示されていて

葉だけでなく花や種なども見比べることができます。

栃木県内には２３種のカエデの仲間が自生しているんですって。


中央公園には、イロハモミジとオオモミジがあるとのことで

展示をみてから帰りにお散歩がてら観察してみました。

緑に囲まれてのお散歩は気分がいいですし楽しいですよ


どちらの企画展も６月１６日（日）までの開催です

是非ご覧になってみてくださいね



６月８日　お会いできた猫さん　１匹

駐車場の　黒猫さん


道を行き交う人と猫



~今日のミニーちゃん~


なんと！１日に２回もゴロゴロいってくれました