宇都宮大空襲 宇都宮市平和の日

７月１２日（火）

今日の宇都宮の最高気温は３０．９℃と

昨日ほどではないものの暑かったですね


今日は、「宇都宮市平和の日」です

平成８年４月１日宇都宮市は、

世界の恒久平和に向けた努力を誓うため平和都市宣言を行い

宇都宮大空襲があった７月１２日を「宇都宮平和の日」とし

７月１２日から８月１５日までを「宇都宮市平和月間」と定めています。


市内の各図書館では平和資料コーナーが開設されていますね。

７月２５日（月）には中央図書館で平和月間映画会が行われますよ。

１０時半からは子供向けで「一つの花」「ヒロシマに一番電車が走った」

１３時半からは一般向けで「爆心　長崎の空」が上映されます


さて、１９４５（昭和２０）年７月１２日の２３時１９分、雨の降る中

現在の宇都宮市立中央小学校付近を攻撃目標にして

M４７焼夷弾が約１０５００個、

E４６収束焼夷弾が約２２０４個（M69小型焼夷弾８３７５２個）

投下されたといわれています。
 

攻撃は約２時間２０分続き、宇都宮市内は焼け野原になり

中心市街地の約半分を焼失してしまいました。


７月１２日の空襲で亡くなられた方は６２０人を超え

負傷者は１１２８人以上、

被害戸数９１７３戸以上となりました。


先日、うつのみやの戦災展でいただいた

パンフレット「うつのみやの空襲」によると

７月１２日だけではなく宇都宮は何度も

空襲（機銃掃射・爆撃などを含む）の被害を受けているそうです。


昭和２０年２月１６・１７日は清原陸軍飛行場が機銃掃射、

７月１０日には清原陸軍飛行場・江曽島の中島飛行機宇都宮工場が

機銃掃射及び爆撃、

７月２８日には宇都宮駅周辺が機銃掃射、

７月３０日には清原陸軍飛行場・江曽島の中島飛行機宇都宮工場、

栃木師範学校機（現在の宇都宮中央女子高の敷地）が銃掃射及び爆撃、

８月１３日には清原陸軍飛行場・江曽島の中島飛行機宇都宮工場が

機銃掃射及び爆撃され、二荒山神社の南方が爆撃されたそうです。


昭和２０年１月１日から終戦の８月１５日までの２２７日間に

警戒警報発令が３１０回（夜間発令７２回）

空襲警報発令は９２回もあったんですって。

恐ろしい日々だったでしょうね。


例年ですと７月１２日に田川（千波公園～宮の橋南）で

ピースうつのみやの皆さんが主催の

宇都宮空襲犠牲者追悼ふくべきぶな灯籠流しが開催されていますが

今年は１０日の日曜（１９時～２０時）に開催されました。


今年は市民手作り灯籠もあるということだったので見に行きたかったのですが

用があって見に行けず、夕方、宮の橋を通ったところ

看板と横断幕がかかっていましたよ。

看板の右の横断幕には

宇都宮市内が火の海になっている絵が描いてありました。


７月１６日（土）～２４日（日）には、オリオンACプラザで

ピースうつのみやさん主催の第３２回宇都宮空襲展が開催されます

特集は「戦争と若者」だそうです。

入場無料ですし、見に行きたいと思います。



７月１２日　お会いできた猫さん　１匹

窓際の　白猫さん


　世界の猫にも恒久平和



～今日のミニーちゃん～


揺れるカーテンをびくびくしながらみていました