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大施餓鬼会 延命院 [歴史・祭り・イベント]
7月24日(火)
今日も宇都宮は
晴れて最高気温が35.3℃まで上がりました
4日連続の猛暑日です
夜になって雨がサーっと降ってきましたね
さて今日は、延命院で大施餓鬼会が行われました
延命院は、下野新聞本社の斜め前、亀の甲坂沿い南側にあります。
山門は亀の甲坂から少し入った西側にありますよ。
延命院は真言宗智山派のお寺で山門には摩尼山と掲げられています。
山門手前には「蒲生君平先生少年時代修学の寺」の碑があり
川上澄生、塚田泰三郎とも縁のあるお寺です。
延命院の地蔵堂の木造地蔵菩薩立像は、毎月24日に御開帳されており
今日は久しぶりにお参りすることができました。
今日は、大施餓鬼会(せがきえ)ということで
本堂に入りきれないくらい多くの檀家さんが集まっていましたよ。
でも暑かったので例年よりは少なかったそうです。
施餓鬼会の前には、施餓鬼供養和讃の練習や
「延命地蔵菩薩縁日着色絵図額」の講演会もありました
「延命地蔵菩薩縁日着色絵図額」 は、
宇都宮を中心に幕末から明治にかけて活躍した菊地愛山が
元治元年(1864年)4月29日(旧暦3月24日)の
延命院地蔵縁日の情景、当時の風物・人物を描いたもので
風俗画として高く評価され菊地愛山の代表作の1つにあげられているそうです。
延命院の地蔵堂に掲げられていたそうですが
現在は衝立になり本堂に保存されています。
(昭和33年に宇都宮市の有形文化財に指定されています)
講演会でのお話によると、「延命地蔵菩薩縁日着色絵図額」は
単なる風俗画ではなく幕末期の宇都宮城下で行われた
一大イベントの正確な記録になっているんですって。
絵の裏側に墨書が残っていて、
檀家さんの他、芸者さん、侠客など300を超える人の
醵金(きょきん)額や町名、職業、氏名が書いてあり
その人々も絵の中に描かれていることが推測できるそうです。
面白いですね~
縁日の準備や実行の様子も記入されているそうですよ。
絵を見るとわかるのですが
当時、山門や地蔵堂の屋根は大谷石、本堂は茅葺だったそうです。
絵の中には、市指定天然記念物でとちぎの銘木100選の
大きなトチノキも描かれています。
ワンちゃんもいました
菊地愛山本人も描かれているそうですよ。
探してみてくださいね。
7月24日 お会いできた猫さん 3匹
窓際の 白猫さん
塀の上の 黒猫さんとポチくん
絵の中に 猫かと思えば 虎でした
~今日のサニーちゃん~
シーツにもぐって遊んでました