みんなで作ったCMが特別賞に入選しました
みなさん応援ありがとうございました
中世宇都宮氏 ー頼朝・尊氏・秀吉を支えた名族ー [歴史・祭り・イベント]
10月24日(火)
今日の宇都宮は
思っていたよりも晴れ間がなく曇っていました
男体山では初冠雪が観測されたそうですね。
さて、栃木県立博物館では開館35周年を記念して
特別企画展「中世宇都宮氏-頼朝・尊氏・秀吉を支えた名族-」が
開催されています
宇都宮氏は藤原宗円以降平安時代末期から戦国時代の22代国綱まで
宇都宮を本拠に400年以上活躍した関東屈指の名族ですね。
宇都宮明神(現宇都宮二荒山神社)の神職を務める一方で、
『太平記』では「坂東一の弓矢取り」ともいわれた勇猛な武士団であり
その文武両面にわたって活躍した宇都宮氏の様子を源頼朝・足利尊氏ら幕府将軍や
豊臣秀吉との関わりを中心にたどる企画展となっています。
展示資料は、国宝21件、国重要文化財46件が含まれる 合計241件と
大規模で豪華な企画展です
お世話になっている方にチケットをいただいたので行ってきました。
ありがとうございます
正面入口には、中世宇都宮氏展の看板の前で
中世の衣装を着たみーたんと一緒に記念撮影できるスポットがあります
企画展入口では音声ガイドも500円で受付けてました。
入口近くでは、現存唯一の宇都宮氏の軍旗がお出迎えしてくれましたよ。
室町時代(16世紀)の左三つ巴の大きな軍旗です。
20代当主俊綱(のち尚綱)が天文18(1549)年に
喜連川早乙女坂(現さくら市)の合戦で実際に使用したものなんですって。
俊綱は那須氏との合戦で討死をとげこの軍旗は宇都宮勢から那須氏が奪ったもので
以降那須家では「宇都宮俊綱旗」として伝来されたんだとか。
現在は京都市の高津古文化会館に所蔵されているそうです。
宇都宮氏は、百人一首の成立に関わったということは知っていましたが、
東大寺再興の際に大仏の脇侍観音像の造立を助成していたり
法然や親鸞などの宗教家とも交流があったりしたんですね。
国綱の改易後には城の受け渡しなどの事務処理に浅野長政と共に
真田昌幸が任命され担当していたそうですよ。
「東大寺大仏殿歓進状」や「法然上人絵伝巻二六」「西方指南抄 親鸞筆」
「宇都宮国綱書状」など関連する国宝も展示されています。
「法然上人絵伝巻二六」には、蓮生(5代頼綱)が往生を遂げる場面が描かれていて
「西方指南抄」は親鸞が現在の真岡市で門徒への教えを説いたものだそうです。
私の好きな鉄製狛犬さんも二荒山神社から出張して展示されていました。
ガラスケースに入っているので後ろ姿もよく見えます。
尻尾もかわいいです
中世宇都宮氏 ー頼朝・尊氏・秀吉を支えた名族ーは
10月29日(日)までの開催です。
ぜひご覧になってみてくださいね。
10月24日 猫さんにはお会いできませんでした
中世うつのミャー氏
~今日のサニーちゃん~
ストラップをかじって遊んでました
2017-10-24 22:06
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コメント(2)
私もこの企画展拝見しました。なかなか盛況でした。地元でも知らないことがたくさんありますね。
その時は感心してみていても、すぐに忘れてしまい(トホホ)みやねこさんの記事を拝読して、また少し思い出すことができました。
ありがとうね!
by fairy craft (2017-10-26 19:38)
fairy craftさん、コメントありがとうございます!
本当に大盛況でしたね。たくさんのお客さんが来ていました。
豪華な企画展で見ごたえがありましたし、いろいろお勉強になりました♪
by ミャー (2017-10-28 01:00)